こんにちは、デイジーです。
近年大流行中のタピオカ。
プルンとしたもちもちのタピオカと一緒に甘いドリンクを楽しめるので、デザートにもティータイムのにもぴったりです。
スイーツ好きの女子にも不動の人気!
発祥の地である台湾では、あちこちににタピオカカフェが立ち並び、日本に進出している店も少なくないですね。
町中やSNSの写真で目にする機会が増えたせいかタピオカドリンク店がたくさんできていますよね。
タピオカといえばタピオカミルクティーがまず頭に思い浮かぶのは私だけでしょうか。
コンビニやスーパーでも気軽に買えるようになりましたね。
そもそもタピオカとは何なのか、今回はタピオカについて調べてみました。
タピオカの正体は?
タピオカとは
〇タピオカとは……キャッサバ芋のデンプンを丸めて作られたもの。
行列ができるタピオカミルクティー専門店もあちこちで見られ、ブームになっています。
そもそもタピオカは、トウダイグサ科の「キャッサバ芋」という植物の根茎、すなわちキャッサバ芋からとった「デンプン」を丸めて作ったお団子のようなものです。
原料のキャッサバとは?
キャッサバは南アメリカ原産のトウダイグサ科の多年生木本で、原産地では古くから塊根(でんぷん質を蓄えた根が丸く膨らむ植物)を食料として利用していました。
英語ではキャッサバ(cassava)またはタピオカ(tapioca)、フランス語ではマニオク(manioc)と呼ばれます。
世界各地に広がったのはコロンブスの新大陸発見(1492年)以降だといわれています。
キャッサバの世界総生産量は約1億2000万t(2012年時点)で、主な産地はナイジェリア、ブラジル、インドネシア、タイなどとなっています。用途は生産量の95%が直接の食用となっています。
キャッサバには毒がある?
品種によって芋の大きさも異なり、400gのものから2kg近いものまでさまざまです。
表面は灰褐色で粗い木目模様が目印です。
芋の中は白くて甘いでんぷん質で満たされており、必ずそのままではなく、水に浸けたり火を通してから食べます。
生のキャッサバの根にはシアン化合物(青酸配糖体)という化合物が含まれています。
青酸配糖体が含まれているため摂取すると中毒を起こしてしまいます。
そのため、注意が必要です。
食用にするためには毒抜きの処理が不可欠であり、生食の状態で日本に輸入することは禁止されています。
輸入するには根や皮などの有毒成分を含む部分を除去して輸入が可能になります。
加工されたキャッサバのみ日本への輸入が許されています。
そして、キャッサバをタピオカにするために、さらなる加工がされます。
まず、キャッサバの根茎から取ったでんぷんを水で溶き、加熱します。
そのあと粒状にして乾かすと「タピオカパール」になります。
現在では毒性の低い品種も作られているようですが、必ず下処理は必要です。
キャッサバを十分な毒抜き処理をせずに食べると、嘔吐、頭痛、めまいといった症状が起こったり、酷い症状になると、体の痙攣、意識混濁、呼吸低下などの症状が起こることがあります。
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気になるタピオカのカロリーはこちら
芋が原料のタピオカですが、簡単に言うとタピオカは「でんぷん質」です。
つまり、タピオカの主成分は炭水化物ということなのです。この時点でヘルシーでないことはお分かりいただけるかと思います。
例を出すと、ブラックタピオカ生100gには262kcalものエネルギーを含んでいます。
これは白米お茶碗約一杯(160g)とほぼ同じくらいのカロリーです。1杯くらい大丈夫と思って毎日飲んでいると、あっという間にカロリーオーバーになって太る原因になります。
・栄養素はほぼなし
主な栄養素はでんぷん質なので炭水化物は多く含んでいるのですが、その他の栄養素はほとんど含まれていません。
(冷凍ブラックタピオカ生100gあたりの炭水化物量は64.1g)
カリウムや食物繊維は微量に含まれてはいますが、同量の白米と比べると、タンパク質もほとんど含まず、本当にただの「炭水化物のかたまり」なのです。
・タピオカと一緒に飲むミルクティーなどもカロリーが高い
また、タピオカと一緒に飲むことの多いミルクティーにも、多くの砂糖が入っておりより高カロリーになります。
量によりますが、例えばミルクティー200gで約100kcalほどです。
冷たいドリンクの場合甘さを感じにくいため、さらに砂糖を追加している可能性もありますので、もっとカロリーが高くなります。なので、王道の「タピオカ+ミルクティー」の組み合わせは実はオススメできないのです。
また、タピオカも糖質でミルクティーも糖質のため、食物繊維をあまり含まない組み合わせです。
血糖血の上昇も気になります。
大きめのタピオカドリンクを注文すると、意外とカロリーを摂取している可能性があるわけです。
さらにチョコレートソースを追加したり、プリンや杏仁豆腐、アイスをトッピングできたりするお店もあるので、そうすると、ドリンク一杯だけで一食分(約500kcal)のカロリーを摂取してしまう可能性もあります。
そのため、タピオカを飲む際には量やトッピングにも注意した方が良いでしょう。
タピオカの色の違い
タピオカといえば黒いイメージなのですが、タピオカは本来は白っぽい色をしています。
黒い種類と白い種類があるのではなく、本来の色にカラメルで着色してあの黒い色になっています。
タピオカドリンク専門店などで見かけるカラフルで可愛いタピオカも、黒いものと同様に着色されたものです。
カラータピオカは、日本にタピオカが上陸した当初に黒い見た目が受け入れてもらえなかったために開発されたものだそうです。
終わりに
タピオカ自体はでんぷん質なので、腹持ちも良く、子どものおやつとしてピッタリだなと感じました。
また、自宅でのちょっとしたパーティーのデザートとしても使えるアイテムですね。
タピオカさえあれば自宅で簡単にタピオカミルクティーが作れちゃうのでついつい飲みすぎちゃいそうですよね。
カロリーが意外とあったので飲みすぎには注意をしましょう。
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